介護福祉学
Online ISSN : 2758-1268
Print ISSN : 1340-8178
実践・事例報告
宿泊サービスを活用したデイサービスにおける積極的な介護によるフレイル改善,COVID-19罹患後症状回避事例
産賀 崇由, 加藤 佳子, 広瀬 丈史, 山根 洋一
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2025 年 32 巻 2 号 p. 137-144

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抄録

[目的]宿泊サービスを活用したデイサービスにおいて,COVID-19への対応や病後のフレイル改善,高齢者に多い倦怠感,うつ,生活不活発病などのCOVID-19罹患後症状の回避ができるか検討した.[方法]80代男性デイサービス利用者が,宿泊サービスを活用したデイサービスにおいてフレイルを改善し,COVID-19罹患後症状を回避した事例を分析した.[結果]利用者は,COVID-19発症後14日間終日ベッドで過ごし,多くの時間傾眠状態であった.しかし,介護職員が頻繁に声を掛け,昼間は離床を促し,足踏み運動,体操,脳トレ,塗り絵などを促すという積極的な介護により,発症後3ヵ月かけて徐々に心身機能が回復した.[結論]宿泊サービスを活用したデイサービスは,COVID-19のケア機能に止まらず,積極的な介護による病後のフレイルの改善やCOVID-19罹患後症状の回避などの有用な機能を有する可能性がある.

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© 2025 日本介護福祉学会
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