JARI Research Journal
Online ISSN : 2759-4602
調査資料
自動運転安全性評価の国際協調に向けたドイツと日本の交通実態比較
長谷川 諒Silvia THAL
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2022 年 2022 巻 6 号 論文ID: JRJ20220604

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抄録
安全性評価手法の国際基準調和に向けた議論が続いている。一方で交通実態は国,地域によって異なることが予想されるため,基準を国際的に同一とする部分と,国別で検討が必要な部分を明らかにする必要がある。そこで本研究では,国別の交通実態把握の一環として,日本,ドイツ間の高速道路におけるカットイン場面を対象に比較分析を行った。その結果,カットイン時の各パラメータ分布に相違が見られた。従って安全性評価シナリオを国際的に調和させるためには,国ごとの交通特性を考慮することの重要性が示された。
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© 2022 一般財団法人日本自動車研究所
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