JARI Research Journal
Online ISSN : 2759-4602
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JARIシンポジウム2024「2050年環境負荷ゼロに向けて~GXへの取組み~」開催報告
小倉 雅徳宮本 祐子
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2025 年 2025 巻 3 号 論文ID: JRJ20250301

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Abstract

年々深刻化する環境問題への取り組みが,企業・業界,国家にとって最重要課題の一つとなっている.経済産業省が打ち出した自動車分野のGX(Green Transformation:カーボンニュートラルと経済成長の両立を目指す取り組み)戦略では,自動車のカーボンニュートラル(CN)実現に向けた多様な選択肢の追求,自動車の電動化,車の使い方の革命など,幅広い取り組みが求められている. JARIシンポジウム2024では,国際エネルギー機関(IEA)の貞森氏による特別講演,経済産業省の岡林氏,早稲田大学の大聖氏による基調講演,そしてJARI職員による講演を企画した.さらにパネルディスカッションにおいては自動車メーカ(乗用車,商用車),エネルギー業界,環境ジャーナリスト,国際機関,学術機関などさまざまな立場から,GXへの取り組みについて討論を行った.本稿では,本シンポジウムの開催概要を報告する.また各講演は,本号の記事を参照いただきたい.

1. JARIシンポジウムとは

一般財団法人日本自動車研究所(JARI)は,研究成果の発信をメインに「JARIシンポジウム」を毎年開催している.コロナ禍においてはオンライン配信に切り替えるなどしたが,継続的に実施している.(過去の開催実績は,付録の付表1をご参照のこと)

2. JARIシンポジウム2024の開催

2.1 開催趣旨

JARIシンポジウム2024は,「2050年環境負荷ゼロに向けて~GXへの取組み~」と題し,2024年12月23日に東京都大手町三井ホールで開催した.

GX(Green Transformation)とは,カーボンニュートラル(CN)と持続可能な経済成長の両立を目指す取り組みである.経済産業省が打ち出したGX戦略1) では,GXに向けた研究開発・設備投資・事業創出等が鍵を握る.

本シンポジウムでは,国・企業のGXへの取り組みの最前線を,JARIの環境分野研究の取り組みとともに紹介した.特にエネルギー安定供給の課題はモビリティ社会にも影響を及ぼすことが予想され,日本に求められるモビリティGXの課題を今一度掘り下げる必要がある.そのために国際エネルギー機関(IEA)の貞森恵祐氏をお迎えしての特別講演をいただいた.そして学官からの基調講演,さらにパネルディスカッションでは自動車メーカ,エネルギー業界などさまざまな立場からモビリティGXについてその共通課題を議論した.

2.2 開催概要

本シンポジウムのプログラムを表1に示す.

午前中は,ご招待の講演として基調講演を2件,JARIから研究活動紹介として3件の講演を行った.午後は,ご招待の講演として特別講演1件の後,パネルディスカッションを行った.さらにシンポジウム後には,参加者と登壇者が名刺交換や雑談を行えるようホワイエ会場を利用したネットワーキング会(交流会)を設定した.

表1 JARIシンポジウム2024のプログラム

時間 区分 タイトル 登壇者
10:00~ 開会挨拶

JARI 代表理事 研究所長 

鎌田 実

10:10~

基調講演1

GX最新動向

経済産業省における自動車分野のGX実現に向けた取組2)

経済産業省 

岡林俊樹

10:40~

基調講演2

学術的観点からみたGX

自動車分野におけるカーボンニュートラルに向けた

燃料・エネルギーに関わる将来展望3)

早稲田大学

大聖泰弘

11:10~

JARI講演1

環境研究分野の取組み

環境研究分野に関するJARIでの取組みについて4) JARI 環境研究部    松浦 賢
11:20~

JARI講演2

LCAの取組み

自動車セクターを対象とした

長期ライフサイクルCO2排出量の検討5)

JARI 環境研究部   金成修一
11:50~

JARI講演3

環境評価

2050年シナリオに基づいた地球温暖化対策と大気環境6) JARI 環境研究部 森川多津子
12:10~ 質疑応答
12:15~ 昼休憩
13:30~

特別講演

エネルギー動向とGX

エネルギー転換速度の不確実性7)

国際エネルギー機関(IEA)

貞森恵祐

14:10~ パネル ディスカッション

CNに向けた自動車とエネルギーの将来技術と課題

そして,課題の解決方法は

パネリスト:

本田技研工業(株) 青木 健

いすゞ自動車(株) 髙松勇太

ENEOS(株)    菅野秀昭

自動車評論家 環境ジャーナリスト  川端由美

国際エネルギー機関   貞森恵祐

早稲田大学      大聖泰弘

モデレータ:

JARI 業務執行理事 土屋賢次

15:55~ 閉会挨拶

JARI 代表理事 専務理事

一色良太

16:00

~17:00

ネットワーキング会

(交流会)

登壇者(一部)と参加者の交流の場を設定.

JARIの各研究受賞者(5名)がパネルにて説明.また研究・試験設備のパネル展示・紹介.

2.3 開催の様子と内容紹介

(1) 開会挨拶

JARI 代表理事 研究所長の鎌田より開会挨拶とした(写真1).

写真1 開会挨拶:JARI 代表理事 研究所長  鎌田 実

(2) 基調講演

官学の観点より,2件の基調講演のご講演をいただいた.各ご講演内容については,本号の各記事を参照していただきたい.

基調講演1: 「経済産業省における自動車分野のGX実現に向けた取組」2)

(経済産業省 製造産業局 自動車課 戦略企画室  岡林俊樹氏)

経済産業省では,カーボンニュートラルの実現に向け,電動化,水素,燃料の脱炭素化など多様な選択肢を追求しつつ,EVと内燃機関の両市場で勝つべく,各分野において取り組みを推進している.本講演では,自動車分野のGX実現に向けた取り組みや方向性について紹介された(写真2-1).

基調講演2: 「自動車分野におけるカーボンニュートラルに向けた燃料・エネルギーに関わる 将来展望」3)

(早稲田大学 名誉教授  大聖泰弘氏)

自動車分野における2050年のカーボンニュートラルに向けて,自動車の電動化とそれに利用される燃料や電力の脱炭素化が必要不可欠とされている.本講演では,それらの実現に関わる課題を取り上げ,その解決のための方策について紹介された(写真2-2).

写真2-1 基調講演1:経済産業省  岡林俊樹

写真2-2 基調講演2:早稲田大学  大聖泰弘

(3) JARI講演

JARIから環境研究分野に関する3件の研究活動の紹介をした.各発表内容については,本号の各記事を参照していただきたい.

〇JARI講演1: 「環境研究分野に関するJARIでの取組みについて」4) (環境研究部 部長 松浦 賢)

環境研究部が取り組んでいる研究領域の中から,カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現に貢献すべく,環境負荷ゼロを目指した取り組み概要を紹介した(写真3-1).

〇JARI講演2: 「自動車セクターを対象とした長期ライフサイクルCO2排出量の検討」 5)

(環境研究部 LCAグループ グループ長 金成修一)

自動車セクターを対象に消費者の選好および自動車技術進化を考慮した長期CO2排出量モデルを開発した.このモデルを用いて,ライフサイクルにおける2050年までのCO2排出量および関連項目について検討した結果を紹介した(写真3-2).

〇JARI講演3: 「2050年シナリオに基づいた地球温暖化対策と大気環境」6)

(環境研究部 環境評価グループ 主席研究員 森川多津子)

地球温暖化対策の基本は炭素を含む燃料使用の抑制であり,それは大気汚染物質の発生低減にも直結する.本発表では,2050年シナリオに基づいた大気汚染物質の排出量変化と,シミュレーションによる大気環境の予測を紹介した(写真3-3).

写真3-1 JARI講演1:松浦 賢

写真3-2 JARI講演2:金成修一

写真3-3 JARI講演3:森川多津子

(4) 特別講演

特別講演としてご講演いただいた.ご講演内容については,本号の記事を参照していただきたい.

〇特別講演: 「エネルギー転換速度の不確実性」7)

(国際エネルギー機関(IEA)エネルギー市場・安全保障局長 貞森恵祐氏)

IEAのWorld Energy Outlook 2024等に基づき,運輸部門を中心に,エネルギー転換の速度および化石燃料需要削減に関する不確実性とそれがエネルギー安全保障にもたらすimplication(暗示)を論じられた(写真4).

写真4 特別講演:IEA  貞森恵祐

(5) パネルディスカッション

「CNに向けた自動車とエネルギーの将来技術と課題 そして,課題の解決方法は」と題し,各業界のパネラー4名から話題提供をいただき(表2),さらにご講演をいただいた貞森氏,大聖氏を交えた6名で,パネルディスカッションを行った.環境負荷ゼロを目指す方法の1つであるCNの将来への取組みに対し,今,何が課題で,どうすれば解決が見いだされるかについて以下3点により討論を行った(写真5-1).

論点1:自動車技術とエネルギー製造・供給技術の将来展望と課題

論点2:CNを目指す際の周辺課題

論点3:課題解決の取組み方法は?

なおモデレータはJARI業務執行理事の土屋賢次(写真5-2)が務めた.

先の講演内容も踏まえ,CNというアプローチから,環境負荷ゼロを目指す方法を探っていくために,産学官で取り組みを促進していくための課題の共有と,その課題解決のためのオールジャパン体制の必要性などが議論された.

そしてその中でJARIが担うべきものは,高度な施設設備の保有を背景とした研究機関としての研究発信(例えばLCA研究),中立機関として異業種交流のために必要な標準化の整備と産学官における橋渡し,第三者機関として日本全体の技術のグローバル発信や国際基準調和への参加などを引き続き期待するとともに,将来のモビリティを予測するような場を作ってほしいとのご意見を賜った.

表2 パネルディスカッションのパネラーと提供話題

業界/分野 所属 氏名 提供話題
自動車メーカ(乗用車)

本田技研工業株式会社

経営企画統括部 環境企画部 部長

青木 健

(写真5-3)

自社が掲げる「環境負荷ゼロ社会の実現 環境戦略」をメインに,エネルギーの将来技術と課題についての取り組みのご紹介
自動車メーカ(商用車)

いすゞ自動車株式会社

カーボンニュートラル戦略部門CN商品企画・設計部 部長

髙松勇太

(写真5-4)

「商用車(トラック・バスなど)におけるCNに向けた取り組み」と題して商用車は社会的インフラとしてグリーン成長戦略の目標値に対応すべくCN車両の導入を進めていることをご紹介
エネルギー

ENEOS株式会社

中央技術研究所

首席研究員

菅野秀昭

(写真5-5)

「カーボンニュートラル社会の実現に向けたENEOSの取り組み」と題し,グループのカーボンニュートラル基本計画をメインに,CN燃料の社会実装に向けた取り組みなどをご紹介
ジャーナリスト

自動車評論家

環境ジャーナリスト

川端由美

(写真5-6)

「グローバルにおけるEV戦略の転換と,サステナビリティ戦略」と題して,欧州諸国のEV事情や環境に関する国際ルール問題などをご紹介
国際機関

国際エネルギー機関(IEA)

エネルギー市場・安全保障局長

貞森恵祐

(写真5-7)

(特別講演7) ご参照)
学術機関

早稲田大学

名誉教授

大聖泰弘

(写真5-7)

(基調講演23) ご参照)

写真5-1 パネルディスカッション

写真5-2 モデレータJARI 業務執行理事  土屋賢次

写真5-3 パネリスト:本田技研工業(株)青木 健

写真5-4 パネリスト:いすゞ自動車(株)高松勇太

写真5-5 パネリスト:ENEOS(株)  菅野英昭

写真5-6 パネリスト:環境ジャーナリスト  川端由美

写真5-7 パネリスト:IEA  貞森恵祐氏/早稲田大学  大聖泰弘

(6) 閉会挨拶とネットワーキング会

JARI代表理事 専務理事の一色より閉会挨拶とした(写真6-1).

シンポジウム終了後,ホワイエ会場でネットワーキング会(交流会)を設定した(写真6-2-1).この会場には,前年度(2023年度)または当年度(2024年度)に,外部団体から賞を受けたJARIの研究に関して,その受賞説明パネルを展示するコーナーを設け,各受賞者から参加者にJARIの研究成果をご説明した(写真6-2-2).また,JARIの試験設備やテストコースについて,パネルを展示するとともに,会場スクリーンを用いて動画も放映しご覧いただいた.なお前回に引き続き,つくばの銘菓のどら焼きとカリントウ饅頭もご用意し,好評いただけた(写真6-2-3).

写真6-1 閉会挨拶:JARI 代表理事 専務理事 一色良太

写真6-2-1 ネットワーキング会

写真6-2-2 ネットワーキング会:受賞者からの説明

写真6-2-3 ネットワーキング会:会場にご用意し好評いただいたどら焼きとカリントウ饅頭

2.3 開催結果

参加申込者数は,当日受付を含め331名であり,参加者数は211名(参加率63%)であった.またネットワーキング会の参加者数は105名となった.多数のご参加をいただきこの場を借りて御礼申し上げます.

3. おわりに

JARIシンポジウムは,中立機関であるJARIならではの立場から,産学官より代表者やリーダーを招いてプログラム構成できることが強みであると考える.今後も,自動車業界のみならず異業種にとっても有益な発信を行えるよう開催企画を検討していきたい.今後とも皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます.

参考文献

付録

過去のJARIシンポジウムの開催状況

付表1 JARIシンポジウムの開催

開催日時/場所 テーマ 開催趣旨/内容

参加数

(申込数)

2018年7月27日

国連大学ウ・タント 国際会議場

産学官連携の進展と 課題 自動車産業と連携する中立な研究試験機関としてのJARIの役割はますます高まっている.特に自動運転や電動化といった新しい技術の波が従来の自動車技術そのものの変革を迫っており,試験・研究の取り組みにも産学官の力を結集する必要に迫られている.外部から専門家を招聘し,JARIが取り組むべき最新の技術動向について議論する. 254

2019年10月2日

ベルサール御成門 タワー

これからのモビリティ 社会の展望と課題 これまでJARIでは,高度化する自動車の性能評価技術を一貫して追求しきた.しかし,自動車をとりまく環境は激しいコスト競争の中で,地球規模の環境問題への対応,自動運転車の活用と新たなモビリティサービスへの期待と,新しい課題に直面している.大きな変革期の中で,EVやFCVが普及し,自動運転車両の開発が進むなか,来るべきモビリティ社会はどうなるのか,課題は何かを展望する. 326(453)

2020年12月16日

(オンライン)

JARIが考える

新モビリティ

産業の構造変化の中でJARIに求められる役割も変化し,研究分野・方向性の再検討も迫られている.JARI創立より50年間で蓄積されたクルマの安全・環境に関する技術・ノウハウを活用する機能は維持しつつ,新モビリティ等新たな領域への取り組みを通じてJARIがどう変わっていくべきなのかを探る. 233~375(734)

2021年10月8日

(オンライン)

カーボンニュートラルへの挑戦

運輸部門,特に「自動車から排出されるCO2をいかに削減するか」「削減するための技術」など,自動車に係わる技術(自動車政策,電動化技術,蓄電技術,水素等の燃料,再生可能なエネルギーなどの取り組み)に関する講演を通じ,JARIに求められる役割や課題などを探る.

特別講演 2050年カーボンニュートラルに向かう世界 現状と課題8)

基調講演① 自動車技術によるカーボンニュートラルの将来可能性について9)

基調講演② 2050年カーボンニュートラルと自動車の電動化推進について10)

872

(1110)

2022年11月10日

ハイブリッド

(アキバホール

/オンライン)

モビリティ研究開発におけるデジタル技術活用

自動車産業界におけるデジタル技術活用の動向と将来の展望について,さまざまな視点よりご講演いただく.

第一部:慶應義塾大学の白坂教授から宇宙開発等での先進例のお話,産学官各界の第一人者から最新動向ご紹介,JARIから研究の取り組み紹介.

第二部:自動車メーカやTier1サプライヤなどからの最先端の事例をご紹介.

744

リアル48/ オンライン696

(887)

2023年1月12日

大手町三井ホール

自動運転レベル4の 実現に向けて

~様々な角度からみた現在地と今後への期待~

自動運転レベル4の実現に向けた最新状況について,国の施策や企業の動向を紹介する.

JARIからは自動運転の安全性評価に関する取り組みの状況を報告し,パネルディスカッションではさまざまな業種の方々をお招きし,自動運転の実現に向けて現状の課題や今後への期待についてご議論いただく.

JARIシンポジウム基調講演1:経済産業省における自動運転の実現に向けた取組11)

JARIシンポジウム基調講演2:自動運転レベル4の実用化に向けた取り組み12)

JARIシンポジウム基調講演3:自動運転の民主化13)

JARI取り組み紹介1:自動運転車の安全性評価について

-SAKURAプロジェクトの現状報告-14)

JARI取り組み紹介2:レベル4自動運転移動サービスの社会実装に向けた

安全設計・評価に係る取り組み -RoAD to the L4における事例15)

342

(490)

2024年12月23日

大手町三井ホール

(本報告)

2050年環境負荷ゼロに向けて

~GXへの取組み~

GXへの取り組みに関する講演や討論により,2050年に環境負荷ゼロを目指す方法を探る.

講演後には,ネットワーキング会(交流会)も設定.

211

(331)

付録;参考文献

アンケート結果

開催後にアンケートを実施した.参加者の職種を付図に示す.4割ほどが自動車関係だが,それ以外にも,官公庁やコンサルタント業界など広い領域からご参加いただいた.シンポジウムの感想とし,86%が「大変参考になった」,14%が「普通」となり,おおむね満足をいただいているとの結果となった.個別のコメントとしては,付表2のようなご意見を頂戴した.このようなアンケートによりお客様のニーズやご意向を知ることで次回シンポジウムやイベントに反映していきたい.

付図 参加者の職種の割合

付表2 アンケートのコメント(一部抜粋)

特別講演に対して

・企業に属さない,国際機関のお立場で率直なお話を伺うことができ,大変参考になりましたまた,迫力もあり久しぶりに感激ものでした.(その他)

基調講演に対して

基調講演の時間が少し不足していたような気がします.(自動車部品メーカー)

・基調講演は全体で,その後の研究発表は部屋を分けてより専門性の高いメンバーを集めて議論,パネルディスカッションは全体で,と仕分けることで広い視野から見るべき議論と,専門性の高い深い議論をする場の双方を実現できるかもしれません.(カーメーカー)

JARI講演に対して

ビジネスとしては,あまり参考にならなかった.(商社)

取り組みの親和性,優先順位が気になります.また,全体像のロードマップ.各ステークホルダーにやって欲しい・実践して欲しい内容も聞きたかった(政策提言等).(カーメーカー)

・様々な調査活動をされていることが分かりましたが,リソースが分散しないように,JARI殿の強みを活かした研究活動にフォーカスし,調査活動はプログラム構成に対して外部を利用する等の検討も必要かと思いました.(官公庁・自治体,関連団体)

パネルディスカッションに対して

・パネル議論聴講の期待は,何かしらの将来展望やヒントを得たいという点にあり,その意味では外れた.(調査・コンサルタント)

・会場との質疑応答がもう少し多いと良いと感じました.(調査・コンサルタント)※同意見他2件

プログラム構成に対して

・もう少し研究内容の報告が厚いほうが良いと感じた.今回のような,全体概要と2テーマでは少ない.(商社)

・広い範囲で,専門分野外の人でもわかる講演がいいと思います.(官公庁・自治体、関連団体)

分野外でも理解できる優しい講演が聞きたい.(カーメーカー)

References
 
© 一般財団法人日本自動車研究所
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