視覚障害リハビリテーション研究発表大会プログラム・抄録集
第21回視覚障害リハビリテーション研究発表大会
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ポスター発表
静岡県における視覚障害当事者団体の高齢化の現状と課題
*石光 和雅
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p. 85

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抄録

 静岡中途視覚障害の会(かがやきの会:以下、本会)は、中途視覚障害者有志により1996(平成8)年3月に設立された。本会の通り名としての「かがやきの会」の由来は、中途視覚障害者に輝かしい未来があるようにという表の意味と、発足当初の役員(会長、副会長、事務局長:全員が中高年男性)が自らの後退した頭髪状態を指した裏の意味があった。設立16周年を迎えた2012年3月現在、三役の年齢は60歳を超え、まさに高齢化を迎えつつある。因みに、2012年1月1日に他界された本会相談役は享年94歳であった。そこで、第21回視覚障害リハビリテーション研究発表大会のテーマが「高齢化社会と視覚障害リハビリテーション」であることに鑑み、本会をはじめとした静岡県における視覚障害当事者団体の高齢化の実態を把握するとともに、高齢化がもたらす福祉的課題について検討することを目的とする。

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© 2012 視覚障害リハビリテーション協会
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