主催: 日本文化人類学会
京都大学大学院アジアアフリカ地域研究研究科
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エチオピアに暮らすダサネッチは、周囲の4民族を「敵」に分類している。実際、彼らは長年にわたって戦いをくり返してきた。それにもかかわらず、多くのダサネッチは敵に帰属する友人がいる。友人関係は、訪ねてきた敵を歓待しモノを贈与することを契機に形成される。本発表では、民族レベルでは敵対関係にある二者が出会い、モノを与え/受け取り、それが返す行為を導出して結果として持続的な友人関係に結実する過程を検討する。
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