主催: 日本文化人類学会
著者所属:京都大学東南アジア研究所
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マレーシア、サラワク州での調査にもとづき、イバン人(Iban)とシハン人(Sihan)の日常において「労働」「仕事」「作業」「する/つくる」などを重層的に意味する「kerja」「pengawa」「gaga」(イバン語)、「kerja」「nyadui」「mek」(シハン語)などに焦点をあて、その語彙的意味と社会的文脈の歴史的変化を考察する。本発表では、特に、これらの語意を、森林産物/獣肉の交易、雇用に基づく賃労働、換金作物耕作、ロングハウスの日常など多様なコンテキストのなかで検討する。
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