主催: 日本文化人類学会
立教大学アジア地域研究所
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本報告では、インドネシア共和国バリ州中部に位置するL慣習村で近年みられた、死への対処・処理の方法をめぐる変化を主題とする。葬送儀礼のなかでも、遺骨の掘り起こし儀礼、ナングンに焦点を当て、遺骨の処理方法にみられた変化について考察する。そのなかで、死者の身体の腐食の問題をはじめとする、可視的な死に対する嫌悪感の創出に伴って、死にまつわる「穢れ」観に変化が生じている状況を明らかにしたい。
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