主催: 日本文化人類学会
著者所属:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
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本報告は、フィリピンの首都マニラのムスリム・コミュニティにおいて発生した土地権をめぐる紛争を扱う。裁判闘争とそれを支援する街頭デモにおいて「モロ/ムスリム性」という概念がいかに使い分けられ、表象されたかを考察することによって、圧倒的マイノリティの状況であるマニラで自らの社会生活の基盤を構築しようとするムスリムの多様な戦略の一例を提供することである。
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