主催: 日本文化人類学会
著者所属:立教大学
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1997年結審の二風谷ダム裁判の主要なアクターだった貝澤正が、もう一方の萱野茂とその意味を違えながら関わりを作った過程には、本多勝一らマスコミの求めるアイヌ像や、地元住民らの動向との関係が、抜きがたく刻まれている。時にはカテゴリーを利用し、時にはそれを塗り替えるその意味生成の実践から、現在の非歴史的で本質化された<アイヌ>という措定とは異なった、<アイヌなる問題>への接近のあり方を掘り起こしたい。
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