日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第43回研究大会
セッションID: B-3
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アンデス文明形成期における神殿と人間活動
鶴見 英成
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抄録
 アンデス文明形成期(紀元前約2500~50年)の神殿建築は祭祀の場であるとともに、それを築き支えた集団が付近に居住し、多様な活動を展開した場でもある。ペルー北部のアマカス複合遺跡は、神殿の閉鎖と新設が繰り返された結果として、多数の神殿が近接・密集している特異な事例である。その調査成果をもとに、神殿をめぐる人間活動の諸相を明らかにしつつ、それらの活動が神殿建設の過程といかに関わっていたかを示す。
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