主催: 日本文化人類学会
著者所属:日本学術振興会
p. 83
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本発表は、統計学やセンサスの発達と密接に関連して誕生した「人口」というものが、社会や経済の発展にとっての主要なリスクとして、統治および管理の対象となる過程を取り上げる。そのうえで、国際社会や政府がリスクとして捉えていく全体としての「人口」と、産児制限を実施し、自らの子どもの数を選択、決定していく人びとの世帯戦略との間に見出されるリスクをめぐる認知の齟齬や接合を論じるものである。
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