日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第47回研究大会
セッションID: PIa1
会議情報

代表者:長沼さやか(日本学術振興会)
流動状況からの秩序形成
沖縄・糸満漁民による漁村形成過程
玉城 毅
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
 本研究は、沖縄の糸満漁民の移動から定住への過程に着目し、移住に始まった漁民の流動的な状況からどのような秩序がいかにして形成されたかを明らかにすることを目的としている。それによって、流動性の高さが指摘されてきた東アジア・東南アジアの多くの漁民と比べると、定住化の傾向が高い糸満漁民の特徴を明らかにするとともに、流動状況から秩序が形成され志向されるやり方についての沖縄的な文化モデルを提示する。
著者関連情報
© 2013 著作権は日本文化人類学会に帰属します。
前の記事 次の記事
feedback
Top