主催: 日本文化人類学会
広島大学
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本発表では、辺境住民側の社会適応を前提とする国家主導の近代化プロジェクトが推進される黄河源流域の牧畜社会をめぐり、そこに生まれつつある現地牧畜民主導の環境自治運動の様態を、実際の具体的な活動団体に対して行ったインタヴューと参与観察資料をもとに報告する。これにより、従来の俯瞰的な辺境資源管理の視点に対し、牧畜民自身のローカルな環境認識とそれを土台にした環境自治の可能性について議論を喚起したい。
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