主催: 日本文化人類学会
南山大学人類学研究所
p. B22-
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本報告では、台風常襲地域である奄美群島において、台風通過により家屋が倒壊するという大被害を受けた時に働く村落内の社会関係資本に着目し、自然災害という危機が襲ってきた時に、人はそれをいかに受け止め、対処し、復興へ向かうのか考察する。長い間台風に対応してきた奄美の村落は、1970年代以降、人口減少・高齢化という社会動態により災害への対応力を弱め、災害時に機能的していた社会関係資本を縮小し変質せしめている。
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