主催: 日本文化人類学会
著者所属:文化人類学会
p. C02-
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インドネシアの中では開発の優等生として今日豊かさを享受しているバリ州において、2007年に起こった、人々の知らぬ間に手続き上、外部からの推薦という形で新たなバリ人国家英雄が認定された出来事を取り上げ、その認定取り消し要求に及んだバリ人たちの批判の中から、過去の様々な記憶が喚起され、新たに認定されたその国家英雄を反転像として、国民としてもバリ人としても「真」なる英雄像が立ち上がっていった様相を分析する。
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