日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
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日本文化人類学会第49回研究大会
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集
オブジェクト化されたイスラームをめぐる言説と語り
インドネシアにおけるジルブッブ言説の広まりと「イスラーム的なるもの」の所在
荒木 亮
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p. E02-

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抄録
本発表では、客体化/オブジェクト化/対象化されたイスラームが如何なるものであり、さらにはそれらと人々との関係がどのようにあるのかについて、以下の点から検討をすすめるものである。1.インドネシアを賑わした「ジルブッブ」言説/現象と人々の語りを事例とする。2.「操作性と拘束性」および「世俗化と反世俗化」(*ここでは「世俗」を「欧米的なもの」、そして「世俗性(化)」を「欧米的なものの受容」とする)という視点をてがかりに検討を進める。3.社会的な言説(メディア)と人々の語りとを対比的に検討する。
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