日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第49回研究大会
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集
月経はどのように捉えられ経験されるのか
月経対処が開発アジェンダになる中で、ウガンダの事例から考える
杉田 映理
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p. G17-

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抄録
 近年、女子生徒の月経問題が国際的に注目されるようになってきた。ポストミレニアム開発目標でも月経対処(Menstrual Hygiene Management:MHM)が含まれる予定である。しかし月経は隠されたことの多い領域で、文化によって多様な諸相があるだけに、開発支援が大規模に入る際に、理解すべきことはないのだろうか。本発表では、ウガンダの女子生徒が月経をどのように経験しているかを、マナファ県(ギス民族が主)の公立中学校での調査結果を一事例として報告する。
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