主催: 日本文化人類学会第50回研究大会
京都大学
p. C05-
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本報告では、ネパールで家畜の供犠と肉売りをカーストに基づく役割とするカドギをめぐる社会動態を検討することで、市場化に伴うカースト変容の一端を明らかにする。その際には、これまでの研究が個々の民族やカースト集団によるアイデンティティ政治に注目していたのに対し、アイデンティティが曖昧なままになされる「カースト」という範疇の操作/管理のあり方に着目する。
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