主催: 日本文化人類学会第50回研究大会
北九州市立大学
p. H18-
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本発表は、個々の思惑による行動がどのように制度やシステムと関連するかについて、パプアニューギニア・ルイジアード諸島における饗宴と交易の事例から考察する。当該地では、互酬性にもとづく贈与交換や、思惑を介した交易を個々人がおこなうことで、財貨が流動し、贈与儀礼において一時的に大集結する。システマティックな儀礼が、人々の思惑を介して自律的に成立していくことを明らかにする。
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