主催: 日本文化人類学会第50回研究大会
著者所属:東京芸術大学非常勤講師
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ヒンドゥー教徒が多数派を占めるバリ島において、ムスリムは宗教的マイノリティとして独自の芸能文化を展開している。本論では現地調査から、東部バリのムスリムの音楽と舞踊を概観し、こうした芸能の形態が周囲のヒンドゥー教徒文化やインドネシア他島の文化との相互作用から生み出され、そのことが彼らの文化的アイデンティティを構築し、バリ・ムスリムの集落をより広範な文化的ネットワークに接続していることを示す。
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