日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第52回研究大会
セッションID: B16
会議情報

個人発表 B13-B18
伝播型祭りの展開における変容
―― 「よさこい」の構造分析 ――
*矢島 妙子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

高知の「よさこい祭り」が、1992年に札幌に伝播して「YOSAKOIソーラン祭り」となり、その後、全国に同様な「よさこい系」祭りが誕生した。グローバリゼーションの時代であるが、各地の「よさこい系」祭りが、祭りとしてその土地で確固たるものとなったとき、それが、自分たちの文化となる。伝播型の祭りは、本家も影響を受けながら、また、本家性が曖昧となり、正確さを欠きながらも展開し、各地の文化となり、継承される。

著者関連情報
© 2018 著作権は日本文化人類学会に帰属します。
前の記事 次の記事
feedback
Top