日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第52回研究大会
セッションID: G5
会議情報

分科会7 アートなるものの人類学
豪雪・震災による「アートなるもの」のゆらぎ
『大地の芸術祭』の《境界的領域》をめぐって
*兼松 芽永
著者情報
キーワード: 境界的領域, 芸術祭, 協働, 災害
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
地域型アートプロジェクトのプロトタイプとみなされる『大地の芸術祭』は文化政策、地方行政、教育、福祉、市民活動など複数領域に渡り、既存の価値や実践をずらす取り組みとして評価されてきた。本発表では、同芸術祭の拠点である新潟県中山間部における「アートなるもの」のゆらぎに着目することで、芸術と非芸術、西洋と非西洋、制度と制作実践の二項対立的議論の前提を問い直し、《境界的領域》のあり方を検討する。
著者関連情報
© 2018 著作権は日本文化人類学会に帰属します。
前の記事 次の記事
feedback
Top