日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第54回研究大会
会議情報

分科会1 アニミズムの主体/客体論―人類学と仏教学・比較思想の対話から―
動物によるヒトの破砕的デコーディング
日本の民俗社会における、野獣が「化かす」現象と身体=霊魂の関係性
*廣田 龍平
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. A04-

詳細
抄録
日本の民俗社会において、キツネなどの野獣がヒトに対して怪異をなすという話は広範に伝わっている。本発表では、野獣に「化かされた」事例がアニミズム理論との関係でどのように定位できるのかを論じる。「化かす」は野獣がヒトの観点を変化させることだが、もっぱら身体性の変化に着眼するアニミズム理論では、この事態を十分に捉えられない。霊魂の変化という可能性も視野に入れ、身体と霊魂の変容可能性について論じる。
著者関連情報
© 2020 著作権は日本文化人類学会に帰属します。
前の記事 次の記事
feedback
Top