日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第55回研究大会
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個別発表(F会場)
作ることの人類学に向けた試論
ジャワのバティック労働者の事例に見る作業の性質と労働観
*佐藤 純子
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キーワード: 労働観, メイキング, 工房
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p. F12-

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抄録
今村仁司は労働観を論じる際に、書屋人の技能的な「喜び」[今村 1998]を除外しているが、本発表はこれを労働観の重要な要素として扱う。事例に見るジャワ島中部のバティック生産に従事する賃労働者の女性たちは、どのような「作ること」を経験しているのであろうか。本発表は「喜び」の定義とその分析を行ううのではなく、技能を用いて作業をすることの意味に焦点を当て、ティム・インゴルドの「メイキング」(つくること)[Ingold 2013]を参照し、労働者たち自身の「メイキング」の意味を取り巻く現代的状況を明らかにし、作ることの性質を考察する。
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