日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第57回研究大会
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個別発表(A会場)
世界遺産地域における観光利用と保全のための規制が地元住民にもたらすもの
奄美大島三太郎線周辺における夜間利用ルールを事例に
*宋 多情
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キーワード: 世界自然遺産
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p. A08-

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抄録
奄美大島住用町は、その大部分が世界自然遺産登録区域と緩衝地帯に含まれている。住用町の山林域にある市道三太郎線と周辺道路では、アマミノクロウサギなど野生動物を観察するナイトツアーが行われている。2021年10月から夜間利用ルールの試行が始まり、台数制限や通行止めなどの規制がかかっている。本発表では、身近な自然環境における観光利用と保全のための規制を地元住民がどのように認識しているのかを考察する。
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