災害情報
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[論文]
地上気象観測に基づいた強雨推定手法の一提案 ―雨検知の指標化モデルとその評価―
廣井 慧妙中 雄三加藤 朗砂原 秀樹
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2015 年 13 巻 p. 57-65

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抄録

都市域に頻発する強雨によって起きる浸水被害を軽減するためには,その程度や影響の把握が欠かせない.これまで用いられている観測値や指標は,それらの示す空間範囲と降雨の発生箇所の違いによる空間精度,提供時間と発生タイミングの違いにより即時性のある情報システムでの検知が難しい可能性がある.そのため本論文では,対象とする地点での降雨の程度と,その影響の時空間分布を指標化するモデルを提案する.提案する指標化モデルを用いて指標を生成し,実際の降雨状況と比較した結果,高相関であることを示した.また,提案指標は,強雨の発生について現況だけでなく,危険の接近や継続の可能性として今後の強雨の発生有無を推定する.そのため,対象地点の観測値のみからは知ることができない一時的な気象変化にも対応できる可能性がある点を議論した.提案した指標化モデルは,情報システムでの強雨検知に即時性の高い指標を生成できると示唆された.

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© 2015 日本災害情報学会
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