災害情報
Online ISSN : 2433-7382
Print ISSN : 1348-3609
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ソーシャルメディアを活用した状況認識の統一を支援する現場情報収集手法の確立
浦川 豪, 塩田 淳, 栗原 龍
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2018 年 16 巻 2 号 p. 179-189

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抄録

災害発生後、被災自治体では、災害対策本部が立ち上がり、ハザード、被害、対応状況等の最新の状況をとりまとめ、被災地が直面している課題解決のための意思決定を迅速におこない、効率的に災害対応を遂行することが求められる。時々刻々変化する被災地の被害の状況等の最新情報を実務者間で共有するという状況認識の統一を図ることが必要不可欠となり、現場の最新情報を効率的に収集することが求められる。近年、ソーシャルメディアも日常生活の中で定着し、災害発生時における投稿情報を活用する取り組みも積極的に進められている。

本研究では、災害発生直後の市民からの通報情報、実務者からの報告を補完する情報としてTwitterの投稿情報に着目した。施設名称等に付与されている位置情報や住所情報等位置情報に関連する情報を利用し、情報を絞り込むことで、位置情報が付与されていないTwitterのテキスト情報から位置を特定する手法を確立した。2015年8月25日台風15号(北九州地域)におけるTwitterの投稿情報から45件の情報を抽出することができた。現場の状況を把握するための信頼できる現場情報を効率的に収集し、災害対応における実務者間の状況認識統一を支援することを目的とする。

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© 2018 日本災害情報学会
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