日本インテリア学会 論文報告集
Online ISSN : 2435-5542
Print ISSN : 1882-4471
重伝建地区でのサイン計画の再考のための観光資源ネットワークの再構成に関する研究
主要なアクセスが船から自動車に移行した広島県呉市御手洗地区を対象として
井上 翔太守本 怜矢谷川 大輔
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ジャーナル オープンアクセス

2018 年 28 巻 p. 139-142

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抄録

広島県呉市御手洗は1994年に重要伝統的建造物群保存地区に指定され,住民を中心に様々なまちづくり活動が行われている。2008年に安芸灘とびしま街道が開通したことにより移動手段の中心が船アクセスから車アクセスに変化し,これに伴い人の流れが大きく変化した。 そこで地域内の観光資源の再抽出を行い,さらに車で訪れる観光客を対象にアンケート調査を行うことによって,地域内の観光資源の再認識と観光客の行動パターンを明らかにし,今後の観光ルートや観光マップの再構成,サイン計画の必要性を明らかにした。

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© 2018 日本インテリア学会
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