抄録
本稿では,個人の情報処理活動を支援する環境とはどのようなデザインが好ましいのか,空間を構成する形状について考察することを目的とした。
本実験では,脳血流測定装置を用い,物的環境を構成する空間の形状に着目し,3種類のブース空間(四角,三角,円柱)を用いて15分間の情報処理活動を実施した。
脳血流測定を用いた科学的な生体情報に基づく調査と印象評価アンケートを用いた心理的分析による調査を組み合わせることにより,形状の異なる3種類のブース空間の中でどの空間が最も個人の情報処理活動を活性化させるのか明らかにした。