抄録
本研究は,3D レーザースキャナーを用いた建築空間測量の有用性の確認と可能性を探る研究と言え,茶室「清恵庵」の計測調査においてその精度が充分であることが確認できた。更に茶室「閑雲亭」の計測調査においては,計測した点群データより,2DCAD 図面が作成できた。現状においてはこの点群データから直接2DCAD 図面を作成することはできないが,近い将来,このような変換ソフトの開発が期待される。また本研究によって,3Dレーザースキャナーを用いた建築空間測量のメリットとデメリットが明らかになり,今後の3D レーザースキャナーを用いた建築空間測量の可能性示すことができた。