広島女子大学
近畿大学工学部
広島商船高等専門学校
1998 年 55 巻 1 号 p. 32-36
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現実の音環境・振動における観測値には, 暗騒音・暗振動が不可避的に混入するのが常である。一方, 対象とする信号はしばしば衝撃的な変動を示す。本研究では, 暗騒音・振動の混入した観測データに基づき, このような衝撃性対象信号を推定するための一手法を提案している。特にファジィ推論を導入することにより, 多くの事前情報を必要としない実用的推定アルゴリズムを導出している。更に, 室内音響の実データに本手法を適用することにより, 実験的立場からも検討を加えている。
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