抄録
製造企業の「製品品種量」と「製品類似度」の程度を分析することにより、成長期における製品開発戦略はリーダー型戦略、プロアクティブチャレンジャー型戦略、リアクティブチャレンジャー型戦略、そしてフォロアー型戦略に分類できる。つまり、競合製品間における相対的特徴の分析は、より効果的な新製品開発マネジメントを可能にする。本報告では、このように策定される製品開発戦略について、それらの現行市場における適合性を確認するための実証研究を行った。観察対象市場としてポータブルMDプレイヤー産業を取り上げ、その市場へ参入している各メーカーの品種量および製品類似度について数値的分析を行い、業界内の各メーカーに対する製品開発戦略を明らかにした。