抄録
規模の経済が企業の競争力の源泉ではなく、代わって知識の創造が競争力の源泉になりつつある。俊敏で機動力のある中小企業では、最近、異業種の企業同士がネットワークをつくり新ビジネスを創造する試みが台頭してきている。しかしながら現段階での問題点は、ビジネス展開が人的ネットワークに依存していたり、情報技術の利用についてもWebベースでの提携する相手企業の検索とういう限定されたものである。本来、ネットワーク化にあたっては、(1)自社のもつビジネス機能を強化したり、(2)自社にはない他社のビジネス機能を組み合わせることが必要である。そこで、本研究では、ビジネス機能を共有し組み合わせる「場」を提案する。