抄録
本研究では、「知恵(ウイズダム)を持つということ」は、何かをしたいときに、「何をどうすればよいかの情報を創り出し、それを使える形で持つこと」と定義する。 その定義を踏まえて、「広義の情報」、「データ」、「狭義の情報」、「知識」、「ウオンツ/シーズ/ニーズ」、「知恵」、「知恵の結果創り出される新しい知識」の意味との関係を述べたうえで、筆者が開発した知恵の創り出す方法の要点について述べる。 これにより、ノーレッジ・マネージメントを土台にして、ウイズダム・マネージメントの時代を創り出すことができる。