抄録
通信事業において競争力強化の手法として多数採用されてきた戦略的提携およびM&Aなどについて、この業界に特有な規制等の環境に着目し、包括的に戦略的関係という概念として提示する。
またその分類について通信事業特有の環境をもとに3つの基軸に分類する手法を提示する。
さらに,他事業なども対象とした研究等で提案されている手法にもとづき、これらの関係についての成否を評価する方法について検討する。近年多用される株価の変動を利用した評価については、必ずしも適当ではない結果が得られ、今後の評価の手法を確立することが課題である。