経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2004年度秋季全国研究発表大会
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層を考慮した二段階仮想実験の設計
*高橋 武則田原 慎一朗成瀬 光弘
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p. 000022

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抄録

仮想実験とは,水準組合せで表現される仮想商品案を回答者が予め設定された評価法に従って評価することで,最適な水準組合せを求める実験である.仮想実験で得られたデータを分析する際には,評価される対象を構成する商品属性と,評価をした人間に関する属性を考慮する必要がある.商品属性については多くの属性を扱うことが望まれ,そのための方法として二段階仮想実験が提案されている.一方,評価をした人間に関しては層別が必要であり,数量化理論に基づいた解析方法が提示されている.本研究では両者を融合し,層を考慮した二段階仮想実験の流れを示す.

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© 2004 経営情報学会
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