経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2004年度秋季全国研究発表大会
会議情報
ヒトと情報の状態推移に着目した業務分析手法
*斎藤 忍中村 善太郎
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 000023

詳細
抄録

本研究では、企業活動につかわれている情報システムを、ヒトがおこなう手段として位置付け、そこでおこなわれている仕事のプロセスを、「情報システム」と、それを使う「ヒト(利用者)」の両方に着目して分析し、仕事の進め方や情報システムの役割について問題点を発見し、改善の着想を得ることに役立つ分析手法を提案する。ここで、本研究で取り上げる仕事(業務)のとらえ方については、ヒトが業務でおこなわねばならないことを、「はじめの状態」を「おわりの状態」に変えることとしてとらえるものとする。また、「はじめの状態」や「おわりの状態」での情報は、具体的には情報媒体に乗っている情報としてとらえ分析している。

著者関連情報
© 2004 経営情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top