抄録
本稿は、公開情報を援用して高等教育機関が置かれた就職のマーケットについて分析したものである。ここ10年間の高等教育課程卒業者の進路の変化を専攻別に比較した。その結果、我々は次の4点を指摘した。1: 2004年にはどの高等教育課程の就職率も55%から65%の間であった。2: 技術者として就職する者が学部の卒業者から大学院修士課程の修了者へ移行している。3: 学部の卒業者で就職しない者がどの専攻においても増加している。4: 大学院卒業者の供給が需要に対して過多になっている。5: 新しい就職先に対応した専攻が就職率を高めている。