抄録
先行研究では,ファイル共有式医療情報システムのモデル構築を行った.P to Pシステムを基盤とするShare機能では,共有情報の拡散防止を可能にした.システムデザインモデル構築においては,P to Pネットワークシステムの概念の利点を活用することまでしか至らなかった.本研究では,はじめに先行研究からの課題であるP to Pネットワークに関する事項を新たに考察し,システム構築に向けたP to Pネットワーク上において拡散の防止を目的とする手法として暗号鍵を利用した証明書による認証方式を検討する.そして,更なるファイル共有法構築に向けた利用法の拡張性の改善を図り,P to P指向のファイル共有法の構築を行う.