経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2007年度春季全国研究発表大会
セッションID: H2-1
会議情報
ヘドニック・アプローチを用いたWebサイト価値算定モデルの構築
*金林 真
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

本研究では、Webサイト価値算定モデルの構築を行い、価格を構成する要素を解析することでWebサイト売買時に有効となる要素を明らかにすると共に、Webサイト構築時に有用な情報をWebサイト構築者に与える。本研究はヘドニック・アプローチを用いてWebサイトの価値算定を行う。具体的には、価格を複数の特性の関数として表し、その関数を用いて大量の価格を特性データ上に回帰する。本研究によると、コストがかかりにくく、未来の収益予測を立てやすいWebサイトに高い価値がつくことがわかった。また、アメリカと日本のWebサイト市場の比較を行い、同じ要素を持つWebサイトでも日本の方がより価値が高く評価されることを明らかにした。

著者関連情報
© 2007 経営情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top