経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2008年秋季全国研究発表大会
セッションID: C2-2
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新入生における教養科目「情報リテラシー」の履修満足度に関する考察
*小島 正美矢口 利佳伊東 俊彦
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抄録

科目「情報リテラシー」は大学で基礎科目として位置づけているが、高校で履修している普通教科「情報」との関連性が高い科目で、科目の講義内容について各大学、各担当教員が創意工夫をしている。著者らのこれまでのアンケート調査から普通教科「情報」では、多くの高校教員は「情報モラル」に力点を置いて指導したいとしながら、実際には高校生の「情報モラル」の遵守からみると、実態はそうなっていないと思われる。その背景としては、パーソナルコンピュータの利用は、早くから行われているが、それに伴う家庭および初等教育における「情報モラル」の意識付けがなされていないことに起因していると思われる。このように、「情報モラル」に対する意識が不足している状態では、「情報モラル」を有した人材育成を最優先させるべきであるという仮説のもとで、教師が講義内容を作成講義し、それに対する学生の満足度のアンケート調査を行った結果を報告する。

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© 2008 経営情報学会
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