経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2012年秋季全国研究発表大会
セッションID: H1-11
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予稿原稿
顧客の迷い時間を説明する商品特徴
商品接触過程の分析
*西名 亮諏訪 博彦小川 祐樹太田 敏澄
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抄録
マーケティング分野においてPOSデータを用いた分析、研究などが幅広く行われている。しかし、POSデータでは顧客の最終的な行動結果のみのデータしか得られず、顧客の店頭における商品選択過程の情報を得ることができない。顧客の店頭における商品選択過程の動向が分かれば、メーカー(企業)はより細かいマーケティング戦略を企画できる。本研究では、迷い時間を説明する商品特徴を明らかにすることを目的とする。そのために、店頭における顧客の商品接触過程が把握できる店頭アクセスデータに対し、棚割り、ブランド、機能、価格に焦点を当て、重回帰分析を行っている。その結果、顧客の迷い時間の増減を説明できる商品の特徴が分かった。
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© 2012 一般社団法人経営情報学会
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