抄録
米国の地域送電機関であるPJMとカリフォルニアISOにある火力発電プラントの運用および環境の統合効率性についてDEAによる比較分析を行う。実証分析から以下の点を示す。(1)3つの統合効率性指標について、カリフォルニアISOはPJMよりも優れており、カリフォルニアで実施されている望ましくない生産物に関する環境規制はプラントのパフォーマンス上昇に寄与している。(2)PJMとカリフォルニアISOの石炭火力およびガス火力発電プラントは、いずれも操業規模を縮小するか、環境保護のための新たな技術ないし管理手法を導入する必要がある。