企業やNGO、行政など学校外から与えられた課題を通して、社会と協調しながら行うPBL(プロジェクト学習)を、「社会連携型PBL」と総称する。本研究部会では、事例の調査研究を元に、その効果的な手法などを明らかにすることを目的とする。
今年度の研究会を通して、総論的な問題提起として、課題(ドライビングクエスチョン)の問題類型と学習内容、社会課題と学びの課題の違い、学習者の評価や、教育効果の測定など考察すべき問題が明らかになった。
本セッションでは、それらの概要を元に、マーケティング、キャリア教育の側面からアカデミック側の考察と、グローバル企業、地域課題に対する社会側からの実践事例を報告する。