抄録
IoT、CPS等の普及で、製造業では生産ライン機器にセンサーを搭載し、収集したデータを活用することで産業レベル革新の可能性が増すると考えられている。その一方、システムの複雑化は部分最適化レベルの情報システム限界や既存システムと整合した組織の壁にぶつかることも懸念される。また、現行情報システムは経済活動全プロセスをカバーするレベルに到っていないため、既存システムから新システムへの移行にも課題がある。今後、IoT、CPS等の波はネットワーク・カバー範囲拡大や利用の高度化を伴うので、その際の課題や対応策を考える枠組みの考察を試みる。