抄録
近年、P2Pレンディングの市場は拡大しており、国内のある企業では、2016年10月のローン成約額が前年の同月比1.6倍に増加し、その後も伸び続けている。P2Pレンディングとは、ローンを借りたい人と資金を運用したい人を直接マッチングし、オークション形式などで結びつける仕組みである。クラウドファンディングの一種とも言えるが、資金の出し手が金銭的見返りを求めないものとは異なる。また、与信審査などはマッチングのプラットフォームが行う形態となっている。本論文では、日本におけるP2Pレンディング企業のビジネスモデルを比較し、考察していく。