経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2018年秋季全国研究発表大会
セッションID: 1C2-3
会議情報

予稿原稿
フードデリバリー業界を対象としたハイブリッド型物流モデルに関する研究
*竹田 賢中邨 良樹大崎 恒次細谷 信太郎
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

食の簡便化,女性の社会進出,高齢化社会の到来等により,フードデリバリー市場が拡大傾向にある.フードデリバリーは即時配送を特徴とするビジネスであり,宅配便のビジネスモデルとは異なる側面がある.特に,注文のピーク時間が重なるため,需要と配送能力のコントロールが収益に大きく影響する.本研究では,即時配送型ビジネスにおける需要の平準化と配送効率を高める物流モデルについて考察する.具体的には,注文に応じて配送する“プル型”に,ルート配送を行う”プッシュ型”を組み込んだ”ハイブリッド型物流”モデルの枠組みを提示し,その実現には,物流データとマーケティングデータを組み合わせることが重要である点を指摘する.

著者関連情報
© 2018 一般社団法人経営情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top