目的:看護系大学1 年生が持つ地元で働く看護職のイメージを明らかにし,地域医療への貢献意識や専門職としてのキャリア形成支援への示唆を得ることを目的とした.
方法:看護系大学の授業「地元(やまがた)探求Ⅱ」を受講した学生のレポートを対象に,看護職に関する記述を抽出し,テキストマイニング手法を用いてKH Coderで分析した.
結果:分析の結果,【看護】,【患者】,【健康】,【必要】,【病院】,【役割】の6 テーマが抽出された.共起関係では,【看護】と【患者】(Jaccard 係数1.0),【看護】と【必要】(0.70),【患者】と【健康】(0.50),【患者】と【病院】(0.50),【健康】と【役割】(0.53)が示された.
考察:学生が地元の看護職を理解するには,地域連携や在宅看護に加え,へき地における医療の実情や看護職の役割に触れる教育機会が重要である.これにより,地域医療を担う看護職としてのキャリア形成を支援できる可能性が示唆された.