抄録
近年、各地域において、企業家輩出を通じた産業活性化のための様々な仕組み作りが進められている。その一方、多数の若手企業家が活躍する地方都市は必ずしも多くない。中高年企業家に比し成長意欲の強い若手企業家の輩出は、地域産業活性化のためには極めて重要であり、地域から企業家精神に富む若者を輩出する風土の醸成、並びにそのためのシステム構築が今求められている。本研究においては、地域の若者を代表する存在として、地域の学校に通う学生たちに焦点を絞り、その進路選択と起業意識を調査し現状分析を行う。本研究の目的は、企業家精神に富む若者を輩出するために、今後地域において何をすべきかを探索することとする。地域で事業を興したいと考えている若者は極めて少数であり、Uターン起業促進、実践的産学タイアップ、起業肯定派学生のモチベート、家庭を巻き込んだ教育、等のプログラムを立ち上げていくことが急務である。