日本テレワーク学会研究発表大会予稿集
Online ISSN : 2433-1953
超臨場感テレワークサブシステムに関するメンタルモデル・アプローチによる分析(「システム環境構築研究部会」活動概要と研究成果の報告,企画セッション,躍動へ~グローバル化する東京から新しいワークスタイルの発信~)
櫻井 広幸
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2014 年 16 巻 p. 126-131

詳細
抄録
超臨場感テレワークシステムは、離れたオフィス間でも、実際にそこに一緒にいるのと同じような感覚がもてるためのシステムであり、目下、開発中である。本研究では、このシステムを利用しているユーザを対象にとして、評価グリッド法を用いて面談をおこなった。評価グリッド法はメンタルモデル・アプローチにおける、個別構造理論に基づく方法である。本研究では、対象者はハイパーインフォメーションターミナルに関するイメージや心的印象をたずねられた。また、ラダーリングという手法によって、システムの好ましい点が評価された。結果として例えば、ユーザは「楽しい」というベネフィットや「大画面」という必要性を見出すことが分かった。
著者関連情報
© 2014 日本テレワーク学会
前の記事 次の記事
feedback
Top